金曜日, 12月 08, 2006

 環境省は6日、愛玩用に捕獲を例外的に認めていた野鳥のうち、来年4月施行の改正鳥獣保護法に基づいてホオジロの捕獲を全面禁止にする一方、メジロの捕獲禁止措置を先送りした。国内の自然保護団体は「メジロは最も密猟の対象になりやすい野鳥なのに、なぜ捕獲できる対象として最後まで残すのか」と強く反発している。
 メジロやホオジロなどは鳴き声が美しいことから愛好家の間で高値で取引されることが多く、最も人気のあるメジロでは最高200万円に上ることもあるという。
 現行法は原則として公益目的以外で国内の野鳥を捕獲することを禁止しているが、例外として1世帯1羽に限り、メジロやホオジロを捕獲し、標識を付けた上で愛玩用に飼うことを許可している。04年度の都道府県の許可件数はメジロが約6000件、ホオジロは1000件弱に上る。
 今年6月に成立した改正法では、密猟者が輸入した鳥と偽って国内の野鳥を飼育・販売するのを防ぐため、新たに鳥を海外から輸入する場合、国が交付した標識(足輪)を付けるよう業者に義務付けた。標識を付けなかったり、違法譲渡した場合は6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金を科す。
 同省は6日、輸入した鳥で標識を付ける対象としてメジロ、ホオジロを含む21種類に決めた。さらに捕獲を禁止すべきかどうか議論した結果、ホオジロのみを禁止とした。
 同省は「ホオジロは減少傾向が認められたが、メジロは増加傾向を示しており、飼い主も多い」と理由を説明するが、日本野鳥の会は「国内で愛玩用の標識を、密猟した野鳥に付け替えてごまかす事件が実際に起きており、標識制度だけでは抜本的な解決にならない。メジロ愛好家に配慮しすぎだ」と批判している。【山本建】
毎日新聞 2006年12月6日

 そんなに捕獲されるんですかね。